「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

百貨店扱いの「イタリアンフルーツ」のカップ&ソーサー

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その昔、ヨーロッパの洋食器が流行った頃、私がとても憧れたけれど、値段が高くて、手が出なかったのが、イタリアのリチャード・ジノリの「イタリアンフルーツ」


独特の色合いのチャーミングな柄と、金線の内側に描かれた紺色のフリル柄と。


昨今、リサイクル市場では「イタリアン・フルーツ」の値段は下がったものの、それでも、カップ&ソーサーで5,000円以下になることはなくて…。


でも、先日、京都のリサイクルショップで、箱入り未使用の「イタリアン・フルーツ」のペアのカップ&ソーサーを、破格値で見つけました。





プルーンがメインで、まわりに個性的な小花模様
18世紀半ばに、トスカーナの貴族の別荘用にデザインされたものだそうです
明るさと大らかさと遊び心があるのは、そんな背景があるからですね





金と紺色のコンビネーション 上から見るとシンプルな美しさ





決して造形的に美しいということないけど、そこが味わい






上手いのか稚拙なのかわかりにくい文様です
昔は手書きだったけれど、今はほとんどが転写(シール式)
もちろん、私のも転写ですが、とても満足!






新品未使用の箱入りで、2客セットが7,000円でした。これまで見た中で一番安くて、しかも状態がいい。なんともラッキーです。


しかも、箱の中には、高島屋京都店扱いとの紙が。


輸入の洋食器は、色々なルートで入ってくるけれど、その中でも百貨店扱いのものは、基準が厳しい。


外国では、多少の柄の違いやズレは気にしないようですが、日本では、百貨店や専門店では、さらにチェックが入ります。なので、品質がいいようです。


なので、百貨店の扱う製品だった場合は、さらにお得ということです。


このセットは、京都高島屋で、なにかの祝い事のプレゼントとして購入したか、反対にプレゼントのお返しの品だったのかもしれません。


いずれにせよ、自分が好きで買ったものではないので、箱のまま粗末に扱っていたんでしょう。私にとっては嬉しいことでした。


これだから、リサイクルショップ巡りはやめれないんです。