お茶うけにする「金柑の甘煮」
私は、お節料理に入っている、金柑の甘煮が大好き。毎年せっせと作るのですが、お節用のは、金柑に切り込みを入れて、種を出すなど、作り方が面倒。
なので、一度、切り込みなし種が入ったままの甘煮を作ってみましたが、それだと、やはり食べるときに、種が邪魔。
色々試してみて、金柑を半分に輪切りにして作るのが、一番簡単だとわかりました。
半分にすると、写真みたいに、ちょっと丸まった楕円みたいになるのですが、味と食べやすさは保証します。
材料
金柑…1パック
グラニュー糖…金柑の目方の40%
「金柑の甘煮」の作り方
1 金柑は、ポッチを取って洗ってから、半分に切る。
2 輪切りにした金柑を鍋に入れ、金柑が漬かるくらいまで水を入れる。
3 10分ほど、火にかけて、下煮する。金柑の切り口が膨らんできて、種が取れ始めたら、火を止めて、水にさらす(水の中に浸けること)。
4 金柑が手で触れるくらいまで冷めたら、ざるにあける。
5 指で軽く押して、中の種を押し出す。
6 再度、金柑を鍋に入れて、金柑が半分強、かくれるくらい水を入れる。その上に分量のグラニュー糖を入れる。
7 中火で、金柑を煮る。コトコトではなく、ある程度、泡が出るくらいがいい。
8 段々と水分が蒸発して、写真のように艶が出てきたら、焦げないように、様子を見ながら、煮続ける。
9 水分がほとんどなくなったら、火を止める。だいたい20分から30分くらい。
おやつにも、お酒に添えるのにも、ピッタリ。
ただ、保存食ではないので、冷蔵庫に入れて、2週間ほどで食べ終えてください。保存する場合は、もっと糖度を上げて、瓶を密閉煮沸しないと、難しい。
今の時代は、せっかく冷蔵庫という便利なものがあるので、そんな面倒なことをせず、せっせと食べていく方が、合理的です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。