「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

今まで一番多く作ったクッキー「サブレ」


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クッキーの中だけではなく、ホームメードのお菓子作りの中で、ダントツに多く作ったのが、この「サブレ」です。


「サブレ」というのは、砂という意味らしい。一口噛むと、ホロホロとクッキーが崩れるからでしょうか。


どのクッキーよりも美味しく、簡単な、私の自慢のお菓子。タルトや他のクッキーを作るときも、この生地をベースにすることが多いです。






薄力粉…80g
強力粉…40g
バター(有塩でよい)…80g
上白糖…30g
卵黄…1個分
水…小さじ1
バニラオイル(あれば)…1~2滴


グラニュー糖…大さじ3~4





「サブレ」の作り方


1 スピードカッターの中に、粉類と砂糖を先に入れ、その上に、卵黄とバターを入れる。


2 グラニュー糖以外の材料を、入れ終わったら、スピードカッターにかける。




始めの10秒くらいで、こんな感じ




もう10秒で、さらにしっとりしてきます




さらに10秒で、だんだん塊になりはじめます





3 粘土のような塊になったら、容器から取り出す。





4 サブレの生地を、棒状にして、ラップでくるむ。





5 30分ほど、冷蔵庫で冷やす。急ぐときは、冷凍庫に5分ほど入れる。





6 生地が固まったら、包丁で5ミリ幅に、輪切りにする。





7 輪切りにした、生地の片側に、グラニュー糖を押し付ける。





8 クッキングペーパーを敷いたオーブンの天板の上に、生地を2㎝ほど間隔を開けて、並べる。


9 180度に温めたオーブンで、程よくきつね色になるまで、15~20分焼く。


10 焼けたサブレは、少し粗熱が取れたら、網の上に取り、パリッとするまで、冷ましておく。







このサブレ、スピードカッターで作ると、1分ほどで出来上がります。なので、夕食前に、生地を作って、棒状に冷やしておいて、夕食後のお茶碗洗いの前に、包丁で切って、オーブンに入れると、夜のおやつになります。


私は、こうやって、時間の合間を見て、作ってきました。私にとっては、みんなでつまむお菓子というよりは、一人時間のお菓子です。


スピードカッターがない場合は、キッチン台の上に、材料をのせて、手で、台の上に押し付けるようにして、摺り混ぜてください。同じように出来上がります。


それほど、細かいコツはありません。バターでもマーガリンでもいいし、柔らかすぎたら、粉を足せばいい。


すぐに焼きたければ、手で生地を丸めて、手のひらで薄くのしてもいいです。


しいて言えば、夏に作るときは、やはり冷蔵庫で冷やさないと、バターが溶けてきます。


あと、焼きが甘いと、粉っぽくて美味しくありません。まわりにはしっかりと焼き色がついて、真ん中は薄いきつね色くらいが美味しいと思います。


このサブレ、バターが多いので、「アイスボックスクッキー」とも言います。バターが多いクッキーは、美味しいけれど、冷蔵庫で冷やさないと、形が作れないことから、「アイスボックスクッキー」と名前がついているようです。


ここまでたくさんのバターを入れたクッキーは、市販では、値段も高くなりますから、ホームメードが一番です。


私は、お菓子の中では、クッキーが一番好きですが、日頃は、このサブレだけで、十分満足しています。


まずはシンプルに、作ってみてください。