「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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ドイツの伝統菓子「ジャムサンドクッキー」


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このクッキー、簡単に「ジャムサンドクッキー」と紹介しましたが、元々は、ドイツの伝統的なお菓子で「オクセン・アウゲン」日本語で「雄牛の目」という名前がついています。


私には、とてもじゃないけれど、牛の目には見えない。ちょっと怖いので「オクセン・アウゲン」とは呼べません。


イタリアでは「オッキ・ディ・ブエ」と呼ばれるようです。


作り方は難しくありません。ただ、上にのせるドーナツ型のクッキーは、壊れやすいので、注意。


以前に紹介した「サブレ」の生地で作ります。





材料


サブレ生地…1単位分
今まで一番多く作ったクッキー「サブレ」 - 「おままごとSTYLE」家事読本
アプリコットジャム…半カップ
粉砂糖…大さじ3






「ジャムサンドクッキー」の作り方


1 サブレの生地を、よく冷やしておいてから、綿棒で5ミリ厚さに伸ばす。


2 直径5㎝くらいの菊型で、底になる方のクッキーを抜く。


3 上のクッキー用として、菊型で抜いた後に、2㎝の丸形で、ドーナツ型に抜く。






4 上下が、同じ数になるように、抜き終わったら、クッキングシートの上に並べる。





5 180℃に温めたオーブンで、12分~15分焼く。ドーナツ型の方は、焦げやすいので注意する。


6 網の上で、しっかりと冷ます。






7 小鍋に、ジャムを入れて、中火にかける。






8 木のスプーンで、混ぜながら、5分ほど水分を飛ばす。






9 冷めると、固くなるので、スプーンですくって、ポトッと落ちるくらいにする。


10 お皿の上に移して、冷ます。






11 クッキーの上に、煮詰めたジャムを塗る。


12 ドーナツ型のクッキーの上に、真っ白になるくらい、粉砂糖を振りかける。


13 ジャムのクッキーの上に、ドーナツ型のクッキーをのせる。







私は、食べたいと思ったら、すぐに作り始めます。なので、とてもいい加減。クッキーの型抜きをするときも、大きなラップにはさんで、のばします。


こうすると、キッチン台が汚れないので、手間が省けます。のばしたあと、そのまま冷蔵庫で冷やすと、型が、とてもきれいに抜けるんです。


このクッキーは、出来立てはパリッとした触感ですが、1日置くと、ジャムの水分がクッキーに移って、また違う触感になります。


それはそれで、美味しいので、私は、3日間くらい食べています。



若い頃、芦屋に「ベニール」という洋菓子店があって、そこの名物がこの「オクセン・アウゲン」でした。


チョコレート味のクッキーと、アプリコット味の2種類が入っていましたが、私の好きなのはアプリコットの方でした。


今は、そのお店がなくなったので、もっぱら私は、アプリコット味のクッキーを、作っています。


アプリコット(あんず)のジャムだと、美しいオレンジ色のクッキーが出来上がります。赤い実のジャムで作れば、ルビー色のクッキーが。


どちらでも、好みでどうぞ。