「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

フランス風のアップルパイ「アリュメット・オー・ポム」


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「マッチ箱」という、楽しい名前のついた、フランス風のアップルパイです。


リンゴの甘煮をたっぷりと詰めて、しっかりと焼いてください。手でつまんで食べる、子ども向けのおやつにも、ピッタリです。


私は、朝ごはんにも、食べます。






材料(パイ2本分)


冷凍の市販のパイ皮…1パック(長方形4枚入り)
リンゴの甘煮…リンゴ1㎏分
玉子…1コ
小麦粉…少々





「アリュメット・オー・ポム」の作り方


1 パイ皮を、室温で、軽く解凍する。


2 小麦粉を、まな板に振りかけて、パイ皮を、縦に長く伸ばす。



★一度に4枚すべてをのばすのではなく、使う分からのばしてください。パイ皮は、すぐに柔らかくなるし、すぐに乾燥するので。



3 4枚のうち、2枚は、縦に1センチ幅を2本、包丁で切っておく。


4 切った方のパイ皮を、アルミホイルの上にのせる。





5 リンゴの甘煮を、こんもりとするように、パイ皮の上にのせる。端まではのせず、1センチ空けておく。


6 もう2枚のパイ皮は、半分に折ってから、端1センチを残して、包丁で、5ミリ幅に、切れ目を入れていく。


★この時に、パイ皮が柔らかすぎると、上手く切れないし、半分に折った部分が、くっついてしまうので、注意! 柔らかすぎたら、冷蔵庫で冷やしてください。





7 リンゴをのせたパイ皮のふちに、刷毛で、溶き玉子を塗る。


8 短冊に切れ目を入れたパイ皮を、そっと、リンゴの上にのせる。


9 パイ皮同士を、しっかりとくっつけるために、写真👇のように、包丁で軽く、ふちを押さえる。 


★ここで、溶き玉子を塗るのは、パイ皮をくっつけるため。





10 今度は、全体に溶き玉子を塗る。


★全体に塗るのは、焼き上がりに、きれいなつやを出すためです。ただ、パイ皮の、層になっている切り口にまで、溶き玉子を塗らないこと。その部分が、きれいに膨らまなくなります。





11 塗り終わったら、残しておいた1センチ幅のパイ皮を、パイのふちにのせる。





12 パイのふちに、フォークで模様をつけ、溶き玉子を塗る。


★フォークで、線模様を入れてもいい。 





13 温めておいたオーブンに、パイを入れる。


14 180℃で、30分焼く。


15 しっかりと焼きあがったら、オーブンから出す。


★指でたたいたら、コンコンと、軽く音がするくらいまでは、焼くこと。しっかりと焼けたら、パイは、写真👇のように立ちます。





16 粗熱が取れたら、パイを6等分する。


17 アルミホイルの上にのせる。


★しっかりと焼けていたら、サクサクと、気持ちがいいくらいに、切れます。





パイ皮を、ほどよい硬さに保つことが、きれいに組み立てるコツ。そのためには、あまり暑い季節には、エアコンをガンガンにして、作る方がいいです。


パイ皮は、温かいところに置いておくと、中のバターの層が溶けて、生地がガムみたいに伸び始めます。


冷たいところで手早くすることです。


そして、きつね色以上に焼くことも大切。ホームメードのパイの魅力は、そのサクサク感。きれいなパイの層を作るには、焦げない程度まで、焼くといいのです。


そして、この時、リンゴの甘煮に水分が残りすぎていると、汁が染み出して、底がふにゃふにゃになってしまいます。


なので、しっかり焼くこと。でも、リンゴの水分がまったくないのは、これも美味しくない。


パイを作る時、フルーツのみずみずしさと、パイのパリパリのバランスが、大切。