素朴な味わいの「モンブラン」
ケーキの「モンブラン」は、栗のペーストと、生クリーム、カステラまたはメレンゲで組み立てますが、家庭で作る「モンブラン」は、栗そのままを味わいます。
生クリームがなかったら、なんだろう、栗餡みたいな感じですが…。
お遊び感覚で、一度作って見てください。素朴な栗の美味しさと同時に、売っている「モンブラン」の複雑な美味しさも、再認識出来ると思います。
お皿…リチャードジノリ「イタリアンフルーツ」
材料
栗…200g~250g(中身150g)
砂糖…20g
牛乳…60ml~80ml
生クリーム…100ml
砂糖(生クリーム用)…大さじ2
※これは、栗が倍量(500g)です
「モンブラン」の作り方🌰
1 栗は、たっぷりのお湯で、40分ほど茹でる。
2 ざるに取り、熱いうちに半分に切る。
3 熱いうちに、スプーンで栗をかき出す。
4 スピードカッター又は濾し器で、栗を滑らかにする。(滑らかと言っても、結構ざらざらのままですが…)
5 鍋に、裏ごしした栗と砂糖、牛乳を入れて、火にかける。
6 栗を、5分ほど練り上げる。写真のように、水分が少ない場合は、牛乳を大さじ1ずつ足してみる。
7 滑らかな感じになったら、火からおろす。
8 裏ごし器で、栗のペーストを裏ごしする。
※裏ごししたらこんな感じ、これは裏ごし器の裏
9 裏ごしした栗を、輪っかの形に乗せる。
10 真ん中に、ホイップクリームを絞り、なんとなくモンブラン(元々は、フランスとスイスの間にあるアルプス山脈の、最高峰の山の名前です)の形になるようにする。
11 周りにもクリームを絞る。
クリームがなければ、かなり地味で、見栄えしないお菓子です。栗の実は、元々粉っぽいので、クリーミーとは言えません。そのかわり、素朴な味わいと言いたい。
台になるスポンジがないので、お皿に盛るときは、グチャグチャになりますが、それもモンブラン山らいしいということで。
作りたてよりも、1日置いた方が、栗のペーストが落ち着いて、ホイップクリームとの相性が良くなります。
モンブラン用の口金(穴がいっぱい開いている)もありますが、ちょっと試すなら、これで十分ではないでしょうか。
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