「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

自分好みに自由に作る「お雑煮」


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お雑煮は、地域や家の風習によって、色々。味噌仕立てなのか、おすましなのか。丸餅か角餅か。具を一杯のせるのもあるし、お餅だけっていうのもある。


私は、お雑煮が大好きなので、なんでもあり。母の作っていたお雑煮も好きだし、義母のも好き。昔、友人が作ってくれた、京都仕込みのも、嬉しかったな。


なので、私の作るお雑煮は、自分の好きなとこ取り。家族にお雑煮好きがいないので、誰もなにも言わないのです。


お雑煮は、難しいものではありません。気軽に作ってくださいね。





材料(4人分)


つきたての丸餅…一人3個
鶏のもも肉…大1枚
京人参…1本
大根…10㎝くらい
小芋…一人2個
蒲鉾…一人2枚
しいたけ…大4枚
水菜…半束くらい
味の素の合わせだしまたはだしパック…2パック






「お雑煮」の作り方


1 お鍋に、水を1リットル入れて温める。


2 出汁を入れて、煮出す。


3 一口大に切った鶏肉を入れて、鶏のいいお出汁が出るまで、20分ほど煮る。


4 水菜は、1分ほど茹でて、5㎝幅に切る。


5 人参、大根、しいたけは、型を抜いてから、串が通るまで、まとめて塩茹でする。


6 小芋は、皮をむいて、単独で茹でる。






7 具の下準備が出来たら、お餅を、よく膨らむまで、グリルで焼く。


8 お出汁に、塩大さじ1と、砂糖大さじ3と、しょうゆ小さじ1を入れて、味を見る。


9 最後に、塩で味を整える。うどんのお出汁みたいな味になったら、出来上がり。


10 お椀の底に、水菜半分を広げ、その上に焼いたお餅をのせる。


11 他の具を、色よく並べる。


12 熱々のお出汁を、上からかける。





塩と砂糖と醤油の量は、加減しながら、入れてください。入れすぎると、直す方法がありません。でも、ぼんやりした味だと、お餅が水っぽくなり、つまらない味になってしまいます。


今流行っている、高級な出汁パックを使っても。写真では、出汁パックを使っています。頂き物があったので。


ただ、出汁パックでは、出汁の味付けが、やや難しくなります。初心者は、味の素の「あわせだし」の力を借りた方がいいのでは。


私も、本当は、粉末のあわせだしで作る方が好きです。


なんていうことのない、平凡なお雑煮ですが、私なりの苦肉の策は、お餅を手作りにすること。お餅の中に、ほんの少しだけ塩を入れて作ると、お雑煮の味が引き立ちます。


作り方は、パン焼き器があれば簡単!また、後日に、紹介しますね。




実家では、父がお雑煮好きだったこと、田舎のお餅がふんだんにあったことから、元日から1週間以上、毎日お雑煮でした。


毎日作るので、母は、野菜を簡単に短冊切りにしていました。それでもよし。


日によって、お雑煮の上に、塩鮭やブリの煮物をのせて、食べます。美味しかったなあ。


やっぱり、お雑煮には、子どもの頃のこだわりが、残っているのかもしれません。こうやって、書いているだけで、当時の幸せだった情景が、眼に浮かんできます。


幸せだった。守られていたって、今ならわかります。それが、どんなに難しいことだったのかも。