柔らかいタイプの「黒豆」を煮る
黒豆を煮るって、なんといい響きでしょうか。料理上手な感じがして。
黒豆を煮ることは、お鍋から目を離さないのであれば、美味しく出来上がります。
私が、2回に1回の割合で、黒豆作りに失敗するのは、キッチンを離れるからです。
火にかけていることを忘れてしまい、焦げ付かしてしまう。または、コンロの火が強くなりすぎて、大量に拭きこぼしてしまう。
なので、年末は、私にとって、コンロや鍋を磨く時期です。正確には、磨かざるを得ない。
そんな初心者以前のミスをしなければ、別に、丹波の黒豆でなくても大丈夫です。私は北海道産の安いものを使っています。
どちらかというと、いらちな人には向かない料理です。
2年前のお正月のしつらえ。頑張っていたんだ!
材料
黒豆…1.5カップ(200g)
砂糖…1.5カップ(150g)
柔らかいタイプの「黒豆」の作り方
1 大きめの鍋に、水4カップ、砂糖、しょうゆ大さじ1、塩小さじ半分を入れて、ひと煮立ち(さっと沸騰させること)させ、指が入るくらいまで、冷ます。
2 洗った黒豆を煮汁の中に入れ、フタをして、一晩置いておく。
3 煮汁の上に、落としフタ(または、クッキングペーパーを丸く切ったもの)をして、中火で一度、ふわーっと煮立てる。
4 ずらしてフタをして、消えるか消えないかくらいの弱火にして、豆がいつも煮汁に浸かっている状態で、柔らかくなるまで、10時間ほど煮る。
※ 煮るというよりも、常に熱い煮汁に浸けておく感じです。
※ 煮汁が減ってきたら、お湯を足してください。どの工程でもです。
5 歯触りがないくらい、柔らかくなったら、火を止めて、一晩味を含ませる。
6 次の日、弱火で2時間ほど煮て、火を止める。
7 冷めたら、器に盛り付ける。
※ 煮汁が熱いうちに、黒豆を出すと、皮にしわがよります。
黒豆を、さらに黒くするために、鉄釘を入れるのが、昔からのセオリーですが、いまどき、身近に鉄釘なんて、ありませんよね。
なので、私は、黒豆用の鉄の鯛を買ってみました。もちろん、鉄はなくても、味は変わらないので、あればくらいで。
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