「神戸文学館」で過ごす時間
神戸文学館は、特に観光地というわけではありませんが、とても美しい建物です。
元々は、関西学院大学のチャペル兼講堂で、そのあとは、一時期は、神戸市の図書館になったり。
今は、神戸市運営の、神戸市ゆかりの文学者の資料館になっています
私が、この文学館に頻繁に行くのは、資料館側ではなく、本の閲覧ブースの方。
窓のステンドグラス、高い天井、寄木の床、丸い飾り窓に、簡素な木のテーブルと椅子。
奥のカウンターのところに、コーヒーマシーンがあるので、200円で、コーヒーや紅茶を楽しむことも。
この近くで、2年間、福祉の研修を受けていたので、昼休みに、友人とお茶したり、時には、一人で本を読んだり。
「ステンドグラスがきれいね亅と私が話したら、華奢でエレガントな友人が「実は私、若い頃、ステンドグラス職人だったの。天井に登って、ガラスの補修してたのよ。」という、びっくりな告白も、いい思い出です。
この日はやはり研修のため、神戸文学館の近くに。1時間以上早く着いたので、文学館で過ごしました。
暖かさと心地よさで、1時間爆睡です。しかも、冬の夕方ということで利用者は私一人。あんとも優雅な時間でした。
夕方の文学館は、これまた美しい。なんとなく、ゴッホの絵を思い出しました。
神戸文学館は、当然のことながら、神戸にしかありませんが、その街その街に、こんな風に、お金を使わずにくつろげる場所があるはず。
これからも、そんな場所を探して行きたいなあと、思います。
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