はじめに
得意不得意は別として、私は多分、それほど家事が嫌いな方ではないと思います。
子どもの頃の愛読書が
「暮らしの手帖」だったり、「婦人の友」だったりと、
衣食住に関係する本を読むのが好きでした。
それでも、いざ結婚して、自分が家事を担うとなると、毎日がしんどくて。
知っていることと実際にしてみることは、全く違うんです。
特に、子育てをしながら、フルタイムで仕事を始めてからは、
仕事中の方が、まだ楽と思えるくらいの、家にいるときの忙しさ。
そんな中でも、なぜか家事を頑張ってしまった。痛恨のミスです。
もっと、気楽に構えていたらよかったのに。

そんな反省から、
今は大人になった2人の子どもたちと、これからの若い人たちに向けて、
おままごとのように、楽しめる家事のコツについて、書いていこうと思います。
結婚した頃、
私はレタスとキャベツの区別がつかなかったし、知っていた魚は鮭の切り身だけ。
それでも、35年の経てば、それなりにベテランの主婦になりました。
福祉系の仕事だったこともあって、
何百件の自宅を訪問し、実際に何十件ものよそのお宅の家事も担いました。
今では、仕事で10人分の食事を準備することも、
家一件分の備品をすばやく調達することも、
ホームヘルパー向けの家事の指示書を作ることも、出来るようになりました。
私が学んだささやかなことが、少しでも誰かの役に立ちますように。
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