2022年のチューリップ
この春は、9種類合計31個のチューリップを植えて、育ったのは、8種類合計25個でした。
実際に育ててみて、どうだったのか。
1 プリティプリンセス
背丈が、20センチくらいと、かなり低め。その代わり、一つの球根から、花が複数咲くので、お得感あり。
葉っぱは、周りが白いツートンカラー。
花びらは、レンブラント咲き(花びらに、絵の具で描いたみたいに、色がふんわり入る)の一重。花季は1週間ほどと、短め。
2 フォクシーフォックストロット
今年のチューリップの中で、ナンバーワン。
理由は、3週間近く、花が咲き続けたこと。
その間、クリーム色から、黄色、サーモンピンクに、花の終わり頃には、鮮やかなピンクになりました。
八重咲で、毎日閉じたり開いたりと、見飽きないチューリップでした。
3 フレミングパーロット
黄色と赤のツートンカラーのパーロット咲(オウムの羽のように、花びらがくねくねしている)で、とても華やかなものです。
一つの球根から、茎が2本出るので、これもお得感あり。背は高く、優に50cmを超えます。
色が個性的なので、まわりの花とは、まったく親和性がありません。これをよしとするかどうかで、意見が分かれそうです。
この花も、花季が長い。ただ、濃いイエローが、最後には、クリーム色に退色するのが残念。
4 エステラ・ラインベルト
エステラ・ラインベルトは、つぼみから面白い。これも、パーロット咲。
私が一番好きなチューリップ。花びらも茎も、咲きながら変化していくので、観察するに面白いチューリップです。
花びらが丈夫で、花が枯れる寸前まで、花びらは保たれます。切り花にしても、美しい。
5 アンジェリケ
6 フィノーラ
花が咲いてしまったら、どちらも見分けがつかないくらい。ピンクの八重咲です。
しいて言えば、アンジェリケの方が、ピンクの色が濃い。フィノーラは、咲き始めは白い。
どちらか一つでよかったかなと。
チューリップというよりは、牡丹や芍薬のような豪華な花です。花が重すぎて、最後の方は、球根ごと倒れてきました。
7 カディンカ
チューリップには珍しい、藤色の花。誰がどう見ても、バラの花に見えるようですが、咲き始めは、睡蓮のような感じ。
この花も丈夫です。こんな微妙な色合いが好きな方には、おススメ。高貴な感じがするチューリップです。
8 アプリコットビューティ
一重咲きの、シンプルなチューリップ。なんとも言えない美しいピンクベージュですが、一重のチューリップは、花季がとても短い。あっという間に花が終わります。
それと、アプリコットビューティは、たまたまかもしれませんが、5球中1球しか花をつけず。あとは、ウィルスに感染していたみたい。
私は、一重咲きよりも、もっと豪華で華やかなチューリップの方が好きです。
昨年の秋に、チューリップに使った経費は、約3,000円。冬中私を楽しませてくれました。
この秋は、ぜひ挑戦してみてください。チューリップの世界は奥深いのです。
なにせ、最盛期のオランダでは、珍しいチューリップ1球で、お屋敷が買えたほど、皆が熱狂したのですから。
日本は、球根の質もいいし、種類も豊富。オランダからの輸入球根も、オランダで買うよりも安い、チューリップに恵まれた国です。
特に、男性に向くと思います。
昔のチューリップのイメージは捨てて、インパクトのあるものを選んでください。
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