人生を彩ってくれた本①「食生活と文明」
このブログの「目次」と「分類」 - 「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本
子どもの頃から、本が好き
正確には、活字が好きなんだと思います
最近は、目と理解力の問題で
本を読むことは、めっきり減りましたが
それでも、そばに本を並べ
見ているだけでも、気持ちが落ち着く
よく、著名人の「人生を変えた本」などの
特集が組まれています
私の場合、「人生を変えた本」というほどには
成功体験はないので
せめて「人生を彩ってくれた本」という
くくりで、考えてみました
1冊を選べと言われると、一択
NHK取材班の「食生活と文明」です
これは、小学校5年生の時に、
父の本棚から見つけたもの
むさぼるように、読みました
元々が、テレビ番組の取材記なので
小学生でも、読めたのです
1 香辛料を求めて(インド)
2 地中海の幸(スペイン~イタリア)
3 チーズ
4 お菓子と暮らし(イギリス・ウィーン・パリ)
5 フランス料理の伝統(フランス)
6 肉食の民(ドイツ)
私が、パエリアに憧れたのも
コーヒー占いを知ったのも
柔らかいチーズがあるのを知ったのも
ザッハトルテを知ったのも
ポール・ボキューズ氏を知ったのも
豚の解体を知ったのも
すべて、この本から
ここから、お菓子への興味や
世界の料理を調べるようになりました
中学生の時に、当時梅田にあった
スペイン料理店に、家族で行きました
(初めて食べたオリーブオイルに、
家族全員が、お腹をこわしました!)
デメル本店に、ザッハトルテを食べに行きました
パリで、トローニア菓子店を探しました
(見つけられず)
東京新国立美術館に入っていた
ポール・ボキューズのレストランに行きました
本場の血のブルストを食べてみました
(これも、お腹をこわしました)
なんと、私の暮らしを彩ってくれたことでしょう!
仕事に結びついたわけではないけれど
趣味として、私を楽しませてくれました
今でも、飽きることなく、読み返しています。
最早、家族と言ってもいいくらい
僥倖と言うと、ちょっとオーバーでしょうか
いや、やはり僥倖です
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