吾亦紅(われもこう)と若山牧水のうたと
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毎年、吾亦紅(われもこう)の花の咲く花壇を知っています
写真で見ると、野原の真ん中みたいですが
実際は、駅前の市役所の公園
こんな地味な花を好きな理由は
歌人の若山牧水の和歌にあります
吾亦紅(われもこう)
すすきかるかや
秋くさの
さびしききはみ
君におくらむ
吾亦紅は「我も恋う」の掛詞
秋の一瞬だけ咲いて
すぐに散っていく花
元々は、人妻である恋人に送った和歌と
言われています
若山牧水は、1885年生まれですから
彼の和歌も、古いもの
でも、今でも人の心を打つ
素晴らしいものだと、思っています
言葉が優しくて
ちょっとリリックな和歌を
時々、読みたくなります
晩秋ですからね!
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