「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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私好みにアレンジした「サムゲタン風鶏のスープ」

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以前から、サムゲタンが食べたくて、韓国からお嫁に来た、職場の方にお願いして、調理実習をしていただきました。



とても美味しいものでしたが、昔から、薬膳的な要素のあるスープを飲むと、お腹をこわす( ;∀;) なので、再度教えてもらって、アレンジしたものを作ることに。



朝鮮人参の代わりに干しシイタケを、生ニンニクをやめて、風味つけ程度にチューブにんにくを、丸鶏が苦手(怖い!)なので、鶏のもも肉の切り身と自家製の鶏ガラスープを。



なので、今回のは本宅的な「サムゲタン」ではなくて、「サムゲタン風鶏のスープ 」という名前に変えました。



ちょっとパンチに欠けるかもしれませんが、これはこれで、美味しい。そして胃に優しい気がします。



ちなみに、ナツメがデーツに代わっているのは、私の勘違い。ナツメとナツメヤシ(デーツのこと)を間違ったのです。あればナツメを入れて、なければなしで大丈夫。



ただ、ナツメヤシを入れたことで、スープに、砂糖では出せない、優しい甘さが加わったので、けがの功名でした。





材料(2人分)


鶏のもも肉…500g
干しシイタケ…1パック
もち米…1カップ
ナツメ…3個
冷凍した自家製の鶏ガラのスープ…1パック
チューブのニンニク…10㎝くらい
青ネギ…1束
塩…小さじ1
キムチ…適量





「サムゲタン風鶏のスープ」の作り方


1 干しシイタケは、小1時間水に浸けて置く。





2 もち米はきれいに洗って、10分ほど水に浸けて置く。


3 もち米の水を切って、お茶パックの中に、半分ずつ入れる。





4 大きめの鍋に、戻した干しシイタケと戻し汁、冷凍の鶏ガラスープ、塩を入れて火にかける。





5 鶏ガラスープが溶けたら、さらに、もち米のパック、一口大の鶏肉、ナツメ、5㎝長さに切ったネギの茎を入れる。


6 全部の材料が水に浸かるくらいまで、水を足す。





7 材料が柔らかくなり、全体がとろけるようになってくるまで、コトコトと煮る。約1時間くらいです。





8 材料がクタクタになったら、火を止める。スープは半分くらいに煮詰まっているとよい。少なければ、お湯を足す。


9 味見をして、味がぼやけるようなら、塩少々を足して、スープの味を引き出す。





10 もち米をお茶パックから取り出して、器に入れる。


11 その他の材料も器に入れ、スープを注ぎ入れる。


12 小口切り(細かい輪切りのこと)にした青ネギを散らす。




前述したように、サムゲタンは、スタミナをつけるための料理ですから、肝心の朝鮮人参や大量のにんにくなしでは、サムゲタンとは言えないのかもしれません。


このスープのサムゲタンらしさと言えば、鶏のエキスを出し切ることと、もち米を入れること、塩のみで味付けするところでしょうか。



これが、本格的な作り方の写真
どうしても、この鶏の形が無理
これを、手で解体するのは、もっと無理


朝鮮人参は、形の不揃いのものが、安くていいそうです
子どもの頃、父が、いつも家で朝鮮人参を煎じていたので、
身体にいいと、時々飲まされてました
そのせいか、私は朝鮮人参の匂いと味が、今も苦手



あとは、食べるときに、スープにキムチを入れてください。より、スープのうま味が引き立ちます。これも、韓国の方からのアドバイス。


薄味のスープを、自分好みに味付けし直すのが魅力だそうです。


ぜひ試してください。私は、こんな風に、色々な味が溶け込んだスープが大好きです。