従妹仕込みの、適当に作る「茶椀蒸し」
先日、故郷に帰った時、従姉妹から、色々な料理を教えてもらいました。
従姉妹は、女性的なタイプではないけれど、田舎の本家の跡取り娘なだけあって、手が早いし、大量の料理に慣れています。
私が考えるに、お料理が好きとか、手料理を振る舞いたいとかではなく、単に自分が食いしん坊だから、作っている気がする。
ある意味、私の理想の料理のあり方です。
この日は、従姉妹が毎日作るという、茶碗蒸しを紹介します。
私の作る茶碗蒸しも、かなりいい加減ですが、従姉妹の茶碗蒸しは、私に輪をかけたような、雑さ。
でも、美味しいのです。
材料(5個分)
玉子…3個
干し椎茸…ひとつかみ
鶏のもも肉…半枚
出汁…400ml
かまぼこ…半分
塩…小さじ半分
「毎日作る茶碗蒸し」の作り方
1 お鍋に出汁と、干し椎茸と、一口大に切った鶏肉を入れて、20分ほど火にかけてから、冷ましておく。
2 玉子を、ほぐしてから、鍋の中のお出汁を入れて、混ぜ合わす。
3 器に、玉子液を入れる。
4 鍋に残った具を、均等に入れる。
5 かまぼこを入れる。
6 大きめの鍋に、水を器の高さの半分ほど入れて、20分ほど蒸す。
従姉妹は、出汁をストーブで煮る。
蒸すときは、タイマーを掛けおいて、その間にお風呂に入ります。
出来たての茶碗蒸し2個と、ウィスキーの水割りを2杯トレーに乗せて、自室で、テレビを見ながら、晩酌を楽しむそうです。
なので、おかずというよりも、お酒のお供。従姉妹らしいし、楽しい食べ方だと思います。
この日、私も従姉妹を手伝って、料理や片付けをしたのですが、その手付きが、似ていて、驚きました。
どちらも、同じくらい雑なんです。
この日ばかりは、お互いが、まぎれもなく、同じ一族であることを、感じました。お互い、似てることを、喜んではいませんが。
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