「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

人には歳を取り弱っていく権利がある


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母の状態は、一進一退という感じ


認知症まではいかないけれど
年齢相応の物忘れや思考能力の低下はある


愚痴や不足を言うことも増えている


これは仕方がないこと
ただ、自分の親の場合は
なかなか認められませんでした


一応私は、世間では
福祉の専門家ということになっているけれど


親の場合は、まったく役に立たず


理屈や知識じゃなくて
私の感情の問題だから




私の大好きな宝塚の園芸店にて
なんだかとてもドラマチックな夕方です




でも、弱っていく母を認めずに
なんとか元に戻そうとするのは
私のエゴ


いつまでも、優しく芯の強い
明るい母でいて欲しい
弱った姿を見せて欲しくない


なにより、いつでも実家を維持して
疲れた私を迎えて欲しい


そのことが、母を追い詰めているんでしょうね


歳を取れば弱るのは当たり前
愚痴るのも、人格が変わるのも
無様な姿を見せることも


人は弱っていく
私もそう、母も同じ、みんな一緒


誰しも、歳を取り弱っていく権利があるのだと
それが自然の摂理なのですね