サクサクとした仕上がりの「ヘレのとんかつ」
私は、元々牛肉派ですが、かつだけは、豚が好き。しかも、その中で、ダントツに美味しいのが、ヘレではないでしょうか?
もしかして、ヘレという言い方は、関西だけかもしれません。フィレというフランス語が、どんどん訛っての言い方らしい。
関東ではヒレと呼ぶのだそうですね。
ヘレは、身体の内側になる筋肉なので、とても柔らかい。初心者にとっては、とても料理しやすい部位です。
多少、火を通しすぎても、固くならないし、固い筋がないので、形も崩れない。
まずは、トンカツで、ヘレの扱いと美味しさを、知ってください。
材料(2人分)
豚のヘレ…1本(500グラムくらい)
玉子…1個
パン粉…カップ1~2杯
塩コショウ…適宜
小麦粉…カップ1杯
サラダオイル…フライパンに2cmほど
「ヘレのとんかつ」の作り方
1 ヘレを、1.5cmほどの厚さにカットする。
2 両面に塩コショウする。ここで、しっかりと味をつけた方が美味しいので、写真くらい多めに振りかける。
3 お皿又はボウルに、玉子、パン粉、をそれぞれ入れる。玉子はしっかりと溶いて、小さじ1くらいの水を入れて、さらに混ぜておく。
4 ヘレ肉の上に、小麦粉をのせ、丁寧に小麦粉をまぶす。
5 小麦粉のお皿→溶き玉子→パン粉の順で、進んでいく。
6 パン粉を丁寧につけたあと、ヘレ肉をぎゅっとお皿に押し付けて、厚さを1,5cm→1cmくらいにする。
7 深めのフライパンに、サラダオイルを入れて温め、ヘレ肉を、並べて入れる。
入れた時に、ジャーっと音がして、すぐにまわりが色つくくらいが、ベスト。
火が小さいと、パン粉が油を吸うばかりで、美味しくなくなります。
まずは、表面をパリッとさせて、中の肉汁を閉じ込めておきます。
8 両面とも、きつね色になったら、ペーパータオルを敷いたお皿の上で、油を切る。
9 大皿に盛り付け、好きなだけ食べる。
厚めのトンカツが好みの場合は、パン粉をつけたカツを、そのままの厚みで揚げてください。
ただ、初心者は、火の通り具合がわかりにくいので、はじめは、薄めにした方が、いいのでは?
ジューシーな仕上がりというよりは、サクサクッとした出来上がりになりますが、私はこちらが好み。
サクサクタイプのとんかつには、さらっとしたウスターソースの方が合うと思いますが、好きはそれぞれなので、とんかつソースもどうぞ。
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