「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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骨までしゃぶり尽くそう「鯛のあら煮」


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鯛は、どこをとっても美味しい。スーパーでパック詰めにされている、鯛のあらも、素材としては、いうことなし。


鯛1尾分のあらでも、ひとパック300円くらいなので、どんどん使ってください。


今回は、鯛のあら煮を作りましょう。






材料


鯛のあら…1尾分
日本酒…200mlくらい
上白糖…大さじ山3杯くらい
醤油…50mlくらい





「鯛のあら煮」の作り方


1 鯛のあらは、きれいに洗い、うろこが残らないようにする。


2 大きめのフライパンに、出来るだけ重ならないように、並べる。


3 日本酒を入れて、鯛が半分浸かるくらいの水を足す。





4 真ん中に、穴を空けたアルミホイルをかぶせて、中火にかけ、鯛の身に火を通す。





5 3分ほどして、身が白くなったら、アルミホイルを取る。





6 上白糖と醤油を入れて、さらに3分ほど煮る。


7 途中、お頭の分厚いところにも、味が染みるように、スプーンで煮汁をかける。


8 火からおろして、煮汁と一緒に、お皿に盛る。





煮魚は、味をしっかり染み込ませようとすると、身が固くなりやすいのです。


なので、あまり料理に自信がない場合は、魚を軟らかく蒸し煮にして、煮汁をと一緒に、混ぜながら食べる方が、失敗しないと思います。


この作り方は、昔、吉兆の方が「暮らしの手帖」で紹介していました。私はもっぱら、このやり方です。


なのでコツは、身に火を通しすぎないこと。そして、うろこが混ざらないようにすること。食べているときに、うろこが口の中に入るのは、とても不愉快ですから。


ちなみに、鯛は、頬の肉が一番美味しいと、言われています。ぜひ、お試しください。


一晩冷蔵庫で保存した場合は、骨から出るゼラチンで、煮汁がにこごり(ゼリー)になって、また別のおいしさが味わえます。


どうぞ、難しく考えず、骨までしゃぶってください。