家事に「丁寧」は不要かも…
こう言い切ると、丁寧な暮らしを大切にしている方を、傷つけてしまうかもしれません。
丁寧な家事が、いけないと言っているのではありません。「家事のプロセス」と、「家事の結果」を、一緒に考えてはいけないということ。
家事は、結果を出すための仕事です。
チューリップ「パンプローナ」
家事は、「部屋をきれいにする」、 「食事を作り片付ける」、「衣類をきれいにする」、「その他雑多な仕事を統合的に考える」など、大変な割には、世の中では、少々軽視されています。
大変しんどい仕事で、本気で取り組めば際限がない。孤独でもある。
私は働きながら、家の家事を一人でしてきたし、仕事でも、たくさんの家の家事をこなしてきたので、家事のつらさも、でも家事の面白さも、わかっているつもり。
熱心に家事に勤しんできた人を、私は大好きだし、尊敬もしている。
ただ、あまり丁寧にすることを考えすぎると、それはこだわりに変わってしまいます。
丁寧を通り越した、家事のやり方へのこだわりは、他の人を寄せ付けなくなって、家事の当事者を、ますます苦しめることになると思います。
お楽しみの言葉として「丁寧に家事をする」にとどめるのが、賢明ではないでしょうか。
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