日本のサラダ「ぬか漬け」を食べよう!
一時期、家でぬか漬けを作っていました。今は、簡単なものが出回っていますから、家でぬか漬けを作ることは、そこまでハードルが高くはない。
でも、小さなぬか漬けの容器を、冷蔵庫に保存しながら作るのは、ちょっと違う。
①少量ずつしか作れない
②時間がかかる
③出来上がりの味が一定しない
④食べたくない日もある
つまりは、「タイミングを合わすのが難しい」ということです。
ぬか漬けが上手くできる条件としては、
①土間があって、温度が上がりすぎない
②大きな樽を置くことが出来る
③家にいつも誰かがいて、ぬか床の手入れを続けられる
④毎日白いご飯を食べる習慣がある
というところでしょうか。私の田舎(父の生家)は、まさに、この条件にぴったりで、ぬか漬けも辛子漬けも、それはそれは美味しかった。
なので、「ちょっとだけ、ぬか漬けを食べたい日がある」場合は、作るよりも都度買った方が、気楽なのじゃないかなと。
そこで、今回は、レシピではありません。「買いましょう」という提案。
漬け物鉢…産地不明 手描き 染付
30年ほど前に、5,000円で購入
胡瓜と大根と人参のぬか漬け。高級スーパーの半額を狙って買ったもの。ぬか漬けは、安いものよりも、ちょっと値段の高い方が、絶対に美味しい。
つけ方が丁寧というのでしょうか。スーパーに出回る、安い胡瓜や茄子のぬか漬けの場合、芯まで味が浸透していないことがありますから。
こんな胡瓜が、当たり外れが大きい。「漬かっているかどうか、本当に確かめたの??」ということが、しばしば。
反対に、比較的、薄めの野菜の場合は、値段に関わらず、しっかりと味がついています。この白菜は、1パック120円ほどのものですが、とても美味しいのです。
あまり白菜のぬか漬けを、私の地域では見かけませんが、ねらい目です。
泉州の水茄子のぬか漬け。初めて食べたとき、「こんな美味しいものがあるんだ!」と感激。
安くても、1個で300円近くしますが、以前は1000円以上してたと思うので、スーパーで気軽に販売され始めたことを感謝。
絶対に外れのない、確かなぬか漬け。切ってみると、水茄子の芯のところは、そのままの茄子みたいですが、食べてみると、味が浸みている。
外側のシナシナしたところと、中の生っぽいところのコントラストが、水茄子の身上。
ぬか漬けは、漬物というよりも、サラダ感覚で食べるのがいい。
他の漬物と違って、そこまで塩辛くないので、私は美味しそうなぬか漬けを見つけたら、サラダとして食べています。
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