「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

小さく暮らすのはもう少し先でいい

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「小さく暮らす」ということは、もしかしたら今のトレンドかもしれません。特に、50代からとか、60代からとか、そんな本が書店に溢れています。


私は、そんな本が子どもの頃から大好きで、今もせっせと読んでいます。でも、今自分が小さく暮らしたいかと言われると、答えはNOです。


なぜなら、これまでずっと小さく暮らしてきたので、どちらかというと、自分の基準でいうと、もう少しだけ欲張って暮らしたい気がします。


そうでないと、つまらない。小さく暮らすのは、一時期だけでも、大きく暮らしてきたからこそ、楽しく感じるんじゃないかな。





私は多分、今が一番貪欲に生きている気がする。不遇の時代が20年ほど続いていて、やっとそこから抜け出した今が、私のスタートの気分。


以前は、一つのものを買うのにも、あれこれ考えて迷って、やっと買うという感じでした。そうしかできなかったから。


今でも、別段、経済的に豊かなわけではないのですが、以前よりはマシになっている。普通の働く50代の女性としては、平均くらいじゃないかな。


なので、まだしばらくは、私は色々買って試してみたい。それが失敗だったとしても、経験を積むという感覚で受け止めたい。


私が買うものなんて、たかが知れています。なにせ、リサイクルショップの常連ですから。


洋食器も和食器も、若い時には高すぎて手が出なかったものを、今は安く購入して、楽しく試してます。


いらなくなったものをどうするか、その流れさえ作っておけば、その時々の好きなもので、満ちた生活を送ることが、出来ると思います。


ちなみに、私は不要になったもの、一度所有して満足したものは、障害者施設が運営する、リサイクルショップに寄付しています。




ここまで書いてみて、気がつきました。そもそも「小さく暮らす」の定義が、人によってまちまちかもしれません。


私にとっては、自分史上最大限にモノを買っているつもりだけれど、人から見たら、リサイクルばかりの、粗末な生活に見えるかもしれませんね。


反対に、私から見ると、小さく暮らしていると紹介されている人の、持ち物や住居、生活をが、とても小さくは感じられない場合がありますから。


ちょっと意地悪な言い方をするなら、豊かな人の「小さな暮らしごっこ」という感じ。


結論、あまり人の生き方に踊らされず、自分自身の軸で、自分の暮らしを運営するのがいいのでしょう。




小さくても、大きくても、そこは主観的に。自分が満足していればいいのです。50代60代になると、やり直しが難しくなるので、自己満足は大切です。


小さく暮らすことについて、語ってみました。