「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

トラピスト修道院にクッキーを買いに行く

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兵庫県西宮市から、六甲山や宝塚に抜ける山あいに、四角い建物が見えていて、「いったいなんだろう?」と、不思議でした。


ある日、友人と探検することに。山の中の洒落た住宅街を抜けると、森の中にその建物がありました。


シトー会のトラピスト修道院だったんです!





私の中では、トラピストと言ったら、北海道のトラピストバター飴。ここでは、バター飴ではなく、クッキーや手芸品を製造していました。



コロナ禍以前は、建物の入り口まで入って、製品を選ぶことが出来たのですが、今は、玄関前での受け渡しのみ。販売時間も短くなりました。





風味つけにスパイスが使われた、昔懐かしい味のクッキー。子供の頃に、洋菓子やさんでお土産用に売られていた、あの味。


一緒にいった友人は、あまり好みではなかったようですが、私のお気に入りとなりました。このスパイスが何なのか、知りたい!家で再現したい!



たまに、この界隈を通るとき、うまく販売時間に当たっていたら、トラピスト修道院に立ち寄ります。


クッキーも好きだけれど、修道院の不思議な雰囲気も大好きで。とにかく静かです。


建物は、有名な建築家の設計だそうですが、当然のことながら、非公開。


西宮から宝塚にかけては、昔はいくつもの修道院があって、沿線の電車でも、シスターをお見かけすることが多かったのですが、高齢化で閉鎖された修道院も多くなりました。


この地域で、高齢者福祉の仕事をしていたので、シスターの高齢化や認知症対応が、結構大変だったのです。


今は、祭司や修道士、シスター専用の老人ホームも出来ているようですが、どのような状況になっているのでしょうか。


人にささげた人生の最期を、今度は人に支えられて健やかに、願わくば、最後まで祈りの生活を全うして欲しいと思います。


話がそれましたが、もし機会があれば、この貴重な場所へお越しください。



シトー会西宮の聖母修道院(トラピスト修道院)
   西宮市鷲林寺町3ー46  
   
阪急夙川駅から、バスが出ていますが、バス停からは結構歩きます。坂道の途中から、大阪平野が一望。修道院の隣は、お寺(鷲林寺)が!