別立て式で焼く「基本のスポンジケーキ」②
出来上がったたねを焼きます。焼く行程は、オーブンが担ってくれるので、ここは、待つだけです。
ただ、ポイントとしては、玉子の泡が一番いい状態の間に、焼くことが大切。
なので、スポンジケーキのたねを作り始めると同時に、オーブンを暖めておきましょう。
1 事前に180度に暖めておいたオーブンに、天板にのせた型を入れる。
2 20分ほど焼く。
3 うまく焼き上がると、写真のように、ケーキの側面に隙間が出来て、ケーキが型から離れます。
4 ケーキに、金串を刺して、生っぽいたねがつかなければ、出来上がり。生のたねがついてきたら、あと5分くらい焼いてください。
5 焼き上がったケーキは、しばらく裏返しておく。蒸気で型からはずれやすくするため。
6 粗熱がとれたら、そっと型からケーキを外す。
7 完全にさめるまで、金網の上で冷ます。
焼いている途中で、いい匂いがしてきます。これが、ホームメードの嬉しいところ。いつも、絵本「ぐりとぐら」の、ケーキ作りの場面を思い出します。
私はせっかちなので、いつも、早めにケーキを型から外そうとして、写真のように失敗します。
一応、型外れがいいと言われているシリコン型を使うのですが、表面にオイルを塗っても、そんなにきれいには取れません。
一番いいのは、昔ながらのやり方、底の抜けるケーキ型に、クッキングペーパーを敷き込む方法。
面倒なので、私はしませんが…。
ケーキが、芯までさめないうちに、クリームを塗ると、クリームが溶けてくるので注意。
しっかりと密閉すれば、冷凍保存も可能ですが、やはり出来立てを食べたい。
熱々のうちに、粉砂糖やジャムをかけて食べても美味しいです。
あと、最初は膨らまなかったり、崩れたりしても、諦めないでください。何度か作ると、コツがわかって、お米を炊くのと同じくらい、気軽に作れます。
ここで失敗して、挫折する人が多いのが、とても残念なので。この山を越えれば、お菓子作りが一生の趣味となります。それだけの価値があります。
応援しています。
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