「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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別立て式で焼く「基本のスポンジケーキ」①


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まずは、別だて式のスポンジケーキを、覚えましょう。完璧を求めるタイプでなければ、以外に簡単に作れます。


ホームメードのお菓子は、気軽が一番。


スポンジの中の気泡がどうだとか、粉が残っているとか、配合がよくないとか、そんなことを難しく考えずに!(どれも、他の人に言われたことがあります、やな感じ(';')



材料(18㎝の丸型1台分)


玉子…2個
薄力粉…60g
グラニュー糖…60g
バニラオイル…3滴ほど







「別立て式のスポンジケーキ」の作り方


1 ケーキ型に、サラダオイルを塗る(あとで、ケーキがはずれやすくなる)。


2 玉子を、黄身と白身に分けておく。


3 白身をボールにいれる。






4 ハンドミキサー、または、泡立て器で、白身を泡立てていく。


5 白身のネバネバした感じがなくなって、白く泡立ってきたら、砂糖を加え、さらに、しっかりと泡立てる。



電動泡立て器だと、白身を泡立てるのは、3分くらい。手だと、もっと時間がかかります。





6 写真くらい、白身がたつようになったら(製菓用語では、ツノが立つという)、今度は黄身を加えて、さらに混ぜ合わせる。





7 ふんわりと量が増えて、黄身が混ざりきったら、泡立ては終わり。


8 バニラオイルを入れる。





9 ふるった薄力粉を、玉子の中に、そっと入れる。





10 木ベラで、底から大きく混ぜ合わせる。ここでは、混ぜ合わせるのではなく、粉を馴染ませる感じ。


11 粉がかろうじて、見えなくなったら、混ぜるのはやめる。




なかなか粉が混ざらないときは、ヘラを縦に切るようにして、そっと、でも大胆に混ぜ合わせてください。


ふわふわしているけれど、ちょっと弾力の感じになったら、成功です。






12 出来上がったたね(製菓用語で、混ぜて出来た材料のこと、英語だとドウという)を、ふんわりと、型に流し込む。


13 表面の、でこぼこを、ヘラで軽くならす。





14 たねの入った型を、5センチほど持ち上げて、トントンと落として、中の気泡を取る。



写真の矢印が、中から出てきた空気(気泡)です。気にならなければ、この行程は省いてください。




ここまでで、たねが出来上がりました。


スポンジケーキは、泡立てた玉子の泡を、砂糖の力で強化して、そこに薄力粉を入れることで、焼き上がった時に、スポンジケーキが、しっかり固体になるようにするのです。


なので、分量は守らなくてはいけないし、混ぜる行程も、守らなくてはいけません。


つまり、ポイントが多い。だから、少し面倒。でも、それだけの価値はあります。


慣れたら、なんということはありません。


もう一度、説明。



白身をしっかりツノが立つまで泡立てる。

砂糖は、最初に入れない。泡立てるのに時間がかかるため。

粉を混ぜるときには、泡を消さないように混ぜる。



イメージとしては、泡タイプのハンドソープみたいな、柔らかいけれど腰のある、たねを作るということです。


普通のトロトロのハンドソープみたいなのは、失敗。玉子の泡立てが足りないと、まさにこんな感じになってしまいます。


では、明日は、出来上がったたねを焼いてみましょう。