「母は認知症ではない」と信じていた①
母の身体と精神の状態が悪くなって、ちょうど1年が過ぎ、ようやく落ち着いてきました。
ことの始まりは、母からの不穏な電話。ある日突然、訳の分からないことを、言い始めて。
日時がわからない、薬がわからない、何をどうしていいのかわからない。
今まで、家族にも、まわりの人にも、迷惑をかけたくないと、自分を律していた母とは、別人になってしまいました。
ピンクと白の一重のチューリップ
これは、シリコン製の造花です
どうみても、本物にしか見えません!
急いで、母のかかりつけ医に、相談しても、全員が「年齢的に仕方がない」との返事。
最後は、私のかかりつけ医にまで、診察に行ったけれど「医療ではなく、介護の分野で考えた方が」と。
でも、その頃、たまたま母のところに来た知人が、お薬手帳を見て「薬のせいではない?」と、電話をくれました。
そういえば、ちょっと前から、持病の治療のために、薬が増量になったところでした。
ただ、かかりつけ医は「普通の量なので、問題ありません」とのこと。
確かに、薬は、治療には必要な量なので、適正です。でも、母には合っていないのではないか。
私があまりにしつこく言ったのが、面倒になったのか、検査のため、系列の大学病院へ移ることになりました。
そこでも、薬を減らしてほしいと、訴えたので、新しい主治医は、困っていたようです。
でも、根負けして、とりあえず、院内の精神科で、脳の検査を受けることになりました。
結果は、脳の萎縮なし。認知症の兆候なし!
②につづく
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