懐かしい祖母の味「土筆のつくだ煮」
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祖父母は、岡山大空襲のあと、山の中にある古家に
移り住みました
なので、私たち従妹10名が、休暇を過ごすのは
山間の、祖父母の家でした
春になると、そこら中に、土筆が生えてました
それこそ、コンクリートの塀の間からも
よく晴れた春の午前中、従妹たち総出で、
土筆採りに出かけました
庭の縁台の上には、土筆の山が
おそらく、お祖母をはじめとする大人たちが、
このあと、はかまを取ったりと、
大変だったのかも、しれません
いい思い出です
今、私の住む地域には、土筆が生えているところは
ありません
でも、幸い、道の駅で、土筆を買うことが出来ました
鶴文様の和皿…産地不明
材料
土筆…1パック(50本くらい)
上白糖…大さじ山1杯
しょうゆ…大さじ2
サラダオイル…小さじ1
茹で用の食塩…大さじ1
「土筆のつくだ煮」の作り方
1 土筆のはかまを、ひたすら取る。
2 ざっと洗う。
3 お鍋に、土筆と塩を入れ、1分ほど湯がいて、アクを取る。
4 フライパンに、サラダオイルを入れる。
5 軽く絞った土筆を入れ、軽く炒めて、水分を飛ばす。
6 砂糖としょうゆを入れて、炒りつける。
7 2~3分炒りつけて、味が浸みたら、火を止める。
なんていうことのない、簡単な料理です
でも、私にとっては、幸せの味
食べるたびに、幸せな日々を思い出すことが出来る
料理って、素敵です
このブログを書くために、再度、料理をするようになって
私は、料理のもつ力を
知った気がします
夕食時に、土筆を食べながら、
私は、子どもの頃の、美しい風景や、楽しかった遊びを
思い出し豊かな時間を、過ごしました
過去と現在の、コラボレーションです
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