「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

95歳、歩けなくても一人暮らしは可能?


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先に、正解を言うなら、十分可能です


むしろ、歩ける認知症の人よりも、
歩けない認知症の人の方が、在宅はしやすい


それは、歩けない高齢者の場合、
在宅生活で、一番危険な、火の不始末がないからです


もう一つ、寝たきりのおむつ使用だと、
ヘルパーさんの回数を、減らすことが出来る


これが、歩ける認知症の場合は、
あちこちで失禁する→脱いだ下着を隠す→家中に悪臭
というパターン


1日3回ヘルパーさんが入ったとしても、
多分、対応しきれない


さらに、外に出て、迷子になる
他の人の家に入ってしまい、近隣から苦情が入る




眼鏡店のウィンドウに飾ってある
なんとも魅力的な紙細工





同じ原理で、認知症なしの歩けない人の一人暮らしも、可能です


ただ、その場合は、本人の強い意志と、独立心が必要



真夜中に目が覚めた時、
ひとりぼっちに耐えられるかどうか


おむつが汚れても、
ヘルパーさんが来るまでは、そのまま


いつも温かいものを、食べられるわけはない



あと、住宅に係る固定の経費に加え、
かなりの額になる、介護費医療費を払えるかどうか


書類はだれに書いてもらうのか
いざというときの、緊急連絡先は確保できるのか
誰にお金を管理してもらうのか


そして、万一の時の、遺体の引き取り先
葬儀をしてくれる親族はいるのか




結構大変だし、施設に入るより、経費がかかることもある
そして、かなりたくさんの人手が必要


少々、まわりの人に、迷惑をかけたとしても、
自分の意思を、貫抜く根性も必要ですね




実際、私は、現在95歳の、遠縁の女性のケアの最中


絶対に、家で暮らすんだと言う、強い意志を貫いて、
私や、ケアマネさんをはじめとする、
周りの支援者を、振り回し
強く強く、生き抜いています




こんな人生も、ありかもしれません