これぞ「用の美」の急須
このブログの「目次」と「分類」 - 「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本
私は、ポットや急須、やかんや水差しと言った
いわゆる「注ぐもの」が好きです
注ぎ方にこだわりがあるので、
買ったポットや急須のほとんどを
手放しているかもしれません
なにせ、一度つかってみなくては
注ぎ心地がわからないから
その中で、ずっと生き残っているのが
今回の急須です
産地はわかりません 30年前に購入
高くはなかったけれど、安くもなかった覚えが
別に、どうということはないのですが
とにかく使いやすい
蓋に左手を添えなくても
右手だけで、お茶を注げる形なんです
①持ち手が大きいので、
熱い本体をさわらずに済む
②持ち手の上が平らになっているので、
親指を添えて、支えることができる
③小さい割に、お湯がたくさん入る
④注ぎ口が太いので、
スムーズにお湯が注げる
⑤ふたがしっかりと乗っているので、
落ちない
⑥中にも釉薬がかかっているので、
茶渋が取れやすい
⑦アニメ「ハクション大魔王」の
アクビちゃんの壺みたい
私が、ポットや急須にこだわる理由は
私の性格にも、起因しています
とても、せっかちなので、待てない
ゆっくりとポットを傾けて、
お茶を入れることが出来ないから
なので、デザイン重視だと、
傾けすぎて、蓋を落とすし
(我が家の蓋は、すべて一度は割ってます)
なんならお茶も、上からこぼしてしまう
ペーパードリップも待てなくて
早くに動かしてしまい、
コーヒーの中にも、ソーサーにも
机の上まで、粉をぶちまけています
そんな私の欠点を補ってくれる急須
めったにありませんから
結局は、この急須ばかりを使っています
デザインは地味ですが、
大らかな魅力はあります
多分、この急須こそ「用の美」じゃないかと
私は思っています
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