新緑の季節を感じる「鮎の塩焼き」
春になると、スーパーにも、鮎が並びます。
メインのおかずにするには、小さすぎるけど、季節を感じて、いいものです。
ポイントは、鮎の身をくねらせることと、焼きすぎないこと。
それだけです。
あとは、たで酢(鮎用の苦いお酢)のついたものを、買ってください。たで酢があるだけで、とても凝った味になります。
材料
鮎…人数分
たで酢…人数分
食塩…一尾につき、小さじ1
「鮎の塩焼き」の作り方
1 鮎を流水でさっと洗う。
2 頭を右にした状態で、串で、えら→お腹を貫通→身に戻る→お腹を貫通。大きく縫う感じで。
横からみると、こんな感じです。ただ、ここまでくねらせると、グリルでは高さが足りず、尻尾が焼け焦げてしまいます。
本当は、オーブンで焼いた方が、形がよくなります。
トップの写真は、失敗作と思ってください( ;∀;)
3 鮎全体に、塩を振る。尻尾は、焼け焦げないために、塩を大量にまぶしておく。
4 グリルを中火にして、8~10分ほど焼く。
鮎の身に、上から串を差して、汁が出てこなければ焼けている。
5 熱いうちに、串を回しながら、抜き取る。
簡単みたいに書いた割には、形が崩れ焼きすぎていて、すみません。
簡単というのは、
①鮎は「香魚」と言われているだけあって臭みがなく、焼いたあとも、部屋が魚臭くならないし、手も匂わない。
②小さくて薄っぺらい魚なので、焼けるのに時間がかからない。
③内臓の処理をしないので、楽だし、身が崩れない。
ということです。
これが、同じ大きさのイワシやアジだったら、なんか部屋がいつまでも生臭い。
窓のないキッチンでの料理だと、焼いた魚の匂いが残ったり、始末した内臓の匂いが漏れるのは、困ります。
鮎は、季節ものですが、それほど皆が飛びつくものでもないので、夕方以降は、半額になっていることが多いです。
私はいつもその時を狙っています。
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