「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

難しく考えず、気楽に作る「茶碗蒸し」

このブログの「目次」 - 「おままごとSTYLE」家事読本



茶碗蒸しは、意外に簡単に作れます。


「出汁を丁寧に取る」とか、「茶碗蒸しに、す(玉子にブツブツと穴が出来ること)が入らないように蒸す」などと言うことを、気にしなければ。


出汁は、いつもの粉末で十分。それに、すが入ってもいいじゃないですか。家庭用なのですから。


ハードルを下げても、十分美味しいのが、おうちで作る茶碗蒸しです。



 茶わん蒸しの器…産地不明 手描き 染付







材料(5コ分)


 玉子…3コ
 出汁…カップ3杯(水3カップと粉末の合わせだし1袋)
 鶏モモ…1枚
 エビ…10尾
 ちくわ…2本
 塩…小さじ2
 しょうゆ…小さじ1
 青ネギ…1本





「茶碗蒸し」の作り方


1 玉子を割り入れ、黄身と白身がしっかりと混ざるまで、泡だて器で軽く混ぜる。


2 出汁と塩を入れて、さらに混ぜる。





3 しっかりと混ざったら、ざる又は濾し器で、玉子液を2回濾す。





4 具を用意します。ちくわは、薄切り、エビは殻をむく。


5 もも肉を、2㎝角くらいに小さく切り、しょうゆをまぶして、10分ほど浸けておく。





6 具を等分に入れて、玉子液を静かに注ぎ入れる。


7 蒸し器の上段に乗せ、アルミホイルを軽くかける。



 オーバル型の蒸し器…フランス・ティファール社製(リサイクル品)



8 湯気の立った蒸し器の下段に、冗談を乗せ、ふたをして、焼く10分蒸す。竹串を真ん中に刺して、透明のお汁が浸み出てきたら、出来上がっています。





9 やけどをしないように、茶わん蒸しのお茶碗を、蒸し器から取り出す。


10 出来上がった茶碗蒸しの上に、小口切り(細かい輪切りのこと)にした青ねぎをのせて、フタをする。





茶碗蒸しを作るコツとしては、玉子液にしっかりと味をつけること。出汁も塩味も、薄くすると味がぼけます。


少し舐めてみて、薄ければ塩か粉末の合わせだしを足して、味を整えてください。お吸い物と違って、出来上がってからの味の修正は出来ません。


もう一つは、鶏肉は、必ず皮のついたもも肉を使うこと。鶏肉から出てくるスープが味を複雑にしてくれるから。


しょうゆに浸けるのは、肉に下味をつけるため。なにもしないと、ちょっと臭みがあるし、味も平凡。


普通は、三つ葉をのせますが、三つ葉って、わざわざ買うほど美味しいとは思えないので、私は常備してある青ネギを使います。これは好みで。


上に青い野菜をのせると、色合いが綺麗だし、す(玉子に出来るブツブツとした水泡のこと)も隠せます。


茶碗蒸しは、冷蔵庫で冷やしても美味しいもの。私は多めに作って、冷蔵庫へ入れておくと、家族の誰かが、知らないうちにおやつ代わりに食べています。


もちろん、これだけで、お酒のお供にぴったりです。