マロングラッセがアクセント「ババロア・ネッスルロード」
ババロアは、カスタードソースに生クリームを入れて固めたものだから、不味くなるはずはない。
でも、ババロアだけだと、味がちょっと単調で、一つ食べるまでに、飽きてしまうことが。
その点、「ババロア・ネッスルロード」は、ババロアの中に入れたマロングラッセが、ちょうどいいアクセントに。
それにしても、「トリュノア」同様、この「ババロア・ネッスルロード」も、私が持っている、昭和58年刊行の、クックブックの他では、見たことがありません。
ネッスルロードは、確か政治家の名前だったと思うので、オーストリアとかドイツのお菓子なのかなあと、想像しているのですが、調べてもわからず、今のところ不明のまま。
材料(15㎝型1個分)
粉末ゼラチン…大さじ1
卵黄…2個
砂糖…40g
コンスターチ…小さじ半分強
牛乳…200ml
生クリーム…100ml
マロングラッセ…5粒
バニラオイル…3滴
飾り用生クリーム…50ml
砂糖…小さじ2
飾り用マロングラッセ…2粒
「ババロア・ネッスルロード」の作り方🌰
1 ゼラチンを、大さじ2の水でふやかしておく。
2 卵黄と砂糖とコンスターチを鍋に入れて、よく混ぜ合わす。
3 お風呂のお湯位に温めた牛乳を、少しずつ鍋に入れて、しっかりと混ぜ合わす。
4 弱火にかけて、絶えずかき回して、滑らかなカスタードを作る。
5 表面がボコッとなったら、すぐに火を止め、バニラオイルと、固まりになったゼラチンを入れて、溶かす。
6 ざるで濾して、滑らかにする。
7 鍋ごと冷水に付けて、とろみのついたゼリー液にする。時々、混ぜること。
8 生クリームを、ゼリー液と同じとろみになるまで泡立て、ゼリー液の中に入れて、しっかりと混ぜる。
9 砕いたマロングラッセを入れて、混ぜ合わす。
10 ゼリー型に入れて、冷蔵庫で一晩冷やす。
11 しっかりと固まったら、そーっと型から出して、お皿にのせる。
12 生クリームで飾り、小さく切ったマロングラッセをのせる。
お皿…リチャードジノリ「イタリアンフルーツ」
コツとしては、ゼリー液と生クリームの濃度を合わせて、混ぜ合わすこと。
あと、一番難しいのが、ババロアを、崩さず型から取り出すことです。ババロアはねっとりしているので、一度お皿にのせたら、そこから動かすことは難しいです。
なので、型から取り出す前に、表面に同じ大きさのクッキングシートをのせてから、お皿にうつした方がいいかもしれません。
それだと、気に入らない場所に、ババロアがのってしまっても、シートごと引きずればいいだけです。
今回、ババロア用の型がなくて、大型の焼き菓子用の型を使用したので、余計に、取り出しにくかったのかも。
出来立てよりも、1日経った方が、味が落ち着きます。
マロングラッセは、欠けマロングラッセで十分。関西には売っていますが、他の地域ではどうなのでしょう?
私は、Daisoのマロングラッセを使いました。甘栗がマロングラッセか、みたいな感じですが、これで十分堪能できました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。