「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

60歳からの暮らしは、楽しく気軽に、おままごとの感覚で!まだまだ、自分の世界を、広げていきたい。

私の得意料理④「黒豆のお餅」


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この黒豆のお餅、私の大好物です。子どもの頃、年末になると、父方の伯父夫婦が、この黒豆のお餅と、正月用の丸餅を、段ボール一杯、送ってくれました。


お餅が固くなる前に、のし餅を、包丁で薄切りにしなくてはいけません。それを見るのも楽しくて…。


この黒豆のお餅、今ではどこでも売っていますが、私からすると、柔らかすぎるし滑らかすぎる。豆のちょっと少ないかな。


ザラッとして、粒の粗い豆餅が、私の田舎の味。なので、試行錯誤して、ふるさとの味を再現しました。


自宅でお餅を作るために、パン焼き器が必要です。捏ね機能だけを使います。安い機種で十分。私は、パンよりも、お餅のために、常備しています。






材料(のし餅2本分)


もち米…2カップ×2
黒豆…半カップ×2
食塩…小さじ1×2






「黒豆のお餅」の作り方



1 もち米カップ2杯ずつを、それぞれのボールに入れて、しっかりと洗い、30分ほど水に浸けておく。


2 大きめの蒸し器に、たっぷりの水を沸かしておく。


3 ざるにあけて、お米の水気を、しっかりと切る。






4 蒸し器の中に敷いたふきんの上に、お米を入れる。


5 軽く洗った黒豆を、お米の中に、埋め込むように入れる。


6 お米を包むようにして、フタをする。


7 しっかりと蒸気が出る状態で、30分蒸す。






8 中のお米をつまんで、芯があるかないかの状態であれば、よい。


9 パン焼き器の中に、入れる。


10 塩を入れて、捏ね機能で5分混ぜ合わす。







12 丸い塊になってきたら、容器から取り出して、手で、細長い形に整える。


13 クッキングペーパーの上で、冷ます。


14 表面が固くなってきたら、包丁で、好みの厚さに切る。






慣れると、どうということはありませんが、大切なコツがあります。


それは、水分量の調整です。


蒸しすぎたり、水に浸ける時間が長すぎると、柔らかいお餅になってしまいます。もちろん、柔らかいお餅も美味しいのですが、家庭で気軽に作るには、扱いにくいんです。


柔らかいお餅を整えるには、手も周りもベタベタ。餅粉を周りにまぶすのも、柔らかいと、餅粉がお餅の中に、入りこんでしまって、味が落ちます。


手で持っても、くっつかないくらいの固さが、ちょうどいいです。


あと、黒豆の量は、少なすぎず、でも多すぎずに。


市販の豆餅の1.5倍増しくらいが、一番美味しいと思います。


塩の量も大切。


おにぎりと一緒で、あらかじめ塩味がついている方が、美味しいので、自分の好みの量を見つけてください。


塩がしっかりと効いていると、スナックとしては、最高です。


まだ、お米の粒が残っている状態の、出来立てのお餅を、さっとあぶって食べる美味しさと言ったら!


冬のお楽しみです。