「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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ヘレンドの磁器の実力


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ヘレンドは、ハンガリーにある
高級磁器の窯元
昔も今も、とても高価で
私には、手が出ませんでした


元々、オーストリア帝国のお膝元ですから
王室や貴族の御用達の製品だし
なんというか、庶民向きではない


でも、頂けるのであれば、大歓迎


家を畳む知人から、ヘレンドの磁器を2つ
貰ってきました♡


埃だらけでしたが、きれいに洗うと
堂々とした美しさが、よみがえりました





これは、「アポニーピンク」という柄


有名なのは、カラフルな「インドの華」や
同じアポニーの中のグリーンの方です


でも、この大人ピンクも素敵です


多分40年ほど前に
ハンガリーを旅行した際に
窯元で購入したんじゃないかと思います


そんな感じのタグが貼ってありました


当時は、当たり前に灰皿が売っていました
今は、灰皿って、ちょっと不遇かも


私はタバコを吸わないので
これは、アクセサリーやカギを置くのに
使っています






こちらは、ボンボン入れ
なんとも優雅です


若いころ、同じヘレンドの
ボンボン入れを、本で見つけて
骨壺にしたいなあと
思ったことがあります


実際、磁器のボンボン入れや砂糖つぼを
骨壺として使いたいという
要望があるのだと聞いたので


まあ、家族の誰もが賛同してくれないでしょうね
そもそも、お墓や納骨堂の維持も
どうしようかと、迷っているくらいだし



この2つのヘレンドの磁器
置いているだけで、パーっと華やぐのです


この磁器のそばに置いている
ウェッジウッドやロイヤルドルトンの
ボーンチャイナのマグカップを
(割れたのでペン差しとして使用中)
脇役に追い立てたくらい


以前読んだ本の中に
食器は、磁器に始まり磁器に終わると
書いてあるのを、思い出しました


磁器の前では、ボーンチャイナは
田舎娘みたいな感じ


初めて、ヘレンドの磁器の実力に
気がつきました


私は、ごく庶民の田舎ものですが
食器だけは、身分不相応に使いたいと
あらためて思いました


もう、いつまで生きるかわからないので
自分にふさわしいかどうかよりも
使いたい気持ちを大切にする方が
楽しいですからね




↓ 結局出来ずにいます