「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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ドラム式洗濯機を使いこなすには①


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ドラム式洗濯機を使うには、自分の生活の方を、ドラム式洗濯機に合わせなくてはいけません。


「洗濯だけをしてあとは外に干したい」という方には、ドラム式は向きません。洗濯だけを任せるなら、従来の縦型の方が、汚れ落ちはいいし、時間も短くてすむからです。


ドラム式は、ヒーターと重りを入っているために、重さも相当です。ちょっと動かしてという訳にはいきません。


ドラム式は、「洗濯と乾燥を一気に済ませる」人のためのものと思った方がいい。ドラム式を、従来の機能通りに使えば、こんなに助かる家電はそうありません。





洗濯と乾燥を一気にするためには、洗濯物の分量を加減する必要もあります。規定量以上の量を乾燥させると、時間がかかるし、洗濯物のしわがひどくなります。


つまりは、写真のように6割くらいの洗濯物が、ベストということになります。


なので、家族が多い場合は、朝と夕方の2回に分けた方がいい。





乾燥の、得意不得意もあります。


左上の柔らかめのポリエステルのブラウス。こんなのは大得意で、洗濯の網に入れた状態でも、汚れは完ぺきに取れるし、しわも出来ません。


右上はさらし木綿の手拭きですが、乾燥機は、コットン100%と、こんな平織り(糸が縦と横に交差した布のこと。シャキッとした風合い)は苦手です。


なので、木綿のカッターやハンカチ、コットンのブラウスなどは、悲惨なことになります。


下は、フランネルのパジャマのズボン。乾燥量によっては、ズボンの部分がしわくちゃになります。長いところが苦手みたいです。





上の写真のように、コットン100%の平織りで、シャキッとした生地のものは、こんな深い折り皺がついた状態になることが多いです。


反対に、タオルのようなパイル、柔らかい化繊、メリヤス編みの下着やTシャツ、靴下なども小さなものは、いい具合に出来上がります。



そのあたりの特徴を踏まえて、ドラム式を考えた方がいいかもしれません。


私の場合は、毎日のトップスはポリエステル、下着はコットンのメリヤス編み、日常の服は、乾燥機にかけれないものは着ない、という風に、乾燥機に合わせたチョイスに変えました。


これを味気ないと取るのか、合理的と考えるのか。ここがドラム式を使う使わないの、カギなのでしょう。


あと、神経質な人は、ドラム式を含む全自動洗濯機には、向かないと思います。


洗濯物を小分けして、自分の思った通りの時間や仕上がりで洗おうと思ったら、手洗い+脱水か、昔ながらの二層式かもしれませんね。