料理ブログを書いて気がついたこと
元々は、2人の子どもたちに、一応、私のレシピを残しておこうかなあと、料理ブログを始めました。
でも、実際に、子どもたちが、私のブログを参考にしているわけではないことは、知っていますし、その方が健全です。今の時代、たくさんのレシピがあって、その時々に自分に合うレシピを参考にすればいいのですから。
それでも、私がレシピを書いてみてよかったと思っています。色々なことに気づけたから。
なんだか風情のある風景 これは職場の裏の用水路
幹線道路と果物畑のある地域なので
用水路も昔ながらの日本家屋も
ごちゃごちゃした街並みも共存しています
実はブログを始めるまでの1年ほど、ほとんど料理はしていなかったのです。理由は、料理をするとイライラが募ったから。
私は、平日の週2回は泊まり勤務の上、仕事が終わって家に着くのは、軽く21時を過ぎ。
なのに、家事は全部私の仕事で、夜遅くにスーパーに寄り、重い荷物を持って帰っても、そのまま座ることなく、料理を作っていることに、長年の不満がたまり…。
まあ、昭和の家庭です。それが当たり前という家庭で育ちました。でも、こんな形では、家に帰るのが苦痛。
そこで、全ての料理を、出来合いのお惣菜に切り替えました。それで家族に不満があるのであれば、もう家を出てもいいとも。
実際は、なんの不満は出ませんでした。別にお惣菜でもよかったみたいで。まあ、頭の中のひとり相撲だったわけです。
でも、ブログを書くためには、どうしても何度かレシピを作らなくてはいけません。すると、やっぱり自分の作った料理は美味しい。
正確には、自分の作った料理は、自分の好みに出来るから美味しい。
やっぱり料理っていいものだなあと、ブログを書くことで気がつくことが出来ました。
ただ、楽しく作るためには、「自分の食べたいものを作る」「自分の好きを一番に考える」「作りたくない時は作らない」という形は大切。
このブログの料理も、「自分の好きなもの」に特化しています。
私は、料理研究家ではないので、バリエーションを増やしたり、創作料理を考える必要はない。つまりは、食材のお題から、いくつもの料理を考えなくてもいいのです。
ただ、自分が美味しいと思うものを、美味しいと思う形で作るのみです。
それだと、私のように特段、舌が肥えていなくても、食材の持ち味を借りて、そこそこ美味しく料理が出来上がるのです。
多分、そんなに料理のレシピを持っていないので、あと半年ほどで、レシピが尽きるような気がしますが、その時は潔く、レシピを書くのはやめにします。
それまでは、チャレンジです。
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