「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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私の仕事が「底辺の職業」にランキングされたことについて


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底辺の仕事ランキングに、私の生業である介護の仕事が、見事10位に入りました。


まあ、私が介護の仕事を始めた25年前は、もっと地位は低かったから、別に気にならないかな。


専業主婦ばかりの、小綺麗な幼稚園に通っている途中で、息子が5歳の時に私が介護の仕事を始めることになった時、なんとなくママ友には言えなくて、黙って幼稚園を辞めました。


そのあとも、「へー介護の仕事なんですね、大変ですね」なんて言われつつ、なんとなく下に見られたというか、ちょっと距離を置かれるというか。


そんなものだと思ってきたので、今更、腹が立つことも傷つくこともない。むしろ面白がっているかも。



イギリスの壁紙に多い、ハニーサックルの花



始めは、派遣ヘルパーからのスタート。でも、自分なりの道筋を考えて、しっかりと目標を定めました。


介護の仕事、福祉の仕事は、自分さえ努力をすれが、色々な方向に、仕事のジャンルを広げることが、出来るのですよ。人の家の掃除からスタートして、今は、先生と呼ばれる仕事もまわってきたりします。


ただし、ずっと勉強は必要。私もここ5年は、大量の研修と専門学校通いと試験勉強。レポートは数えきれないくらいの本数を、今も書き続けています。


私は今は管理職で、ソーシャルワーカーとしての仕事が中心ですが、それでも障害者の支援スタッフも兼務しているし、副業でこっそりヘルパーの仕事も続けている。


私にとって、介護の現場や福祉は、可能性に満ちた面白い仕事としか、感じたことがない。だから、まわりの人から底辺と言われても、まったく気にならない。


この仕事の魅力を知らないんだなあと、思うだけです。


それに、福祉を極めれば、独立開業も夢ではない。実際に、友人がどんどん起業して、仕事を軌道に乗せて、結構、稼いでいます。


見えないところで、時代は動いていて、介護福祉業界の先人が切り開いた道を、次世代がどんどん広げている。


私も、後進の育成を一次定年後のテーマとして、介護福祉関係で働く人の地位の向上を目指して、研修を受けているところ。友人たちと一緒に活動しています。


だから、多分、他の底辺の仕事ランキングに入った業界も、色々底上げを図っているんじゃないかなあ。そう信じている。


私の仕事が「底辺の職業」にランキングされたことについて、当事者として、私見を述べてみました。



こんなに熱を入れて、書いたところをみると、本当はかなり怒っているのかも。


1日経って、ちょっと冷静になりました。