奈良「赤膚焼き」の小皿を買ってみた
奈良県の赤膚焼き、知名度は高くないものの、雑器とは言えない、お値段がします。
そのため、実際に、買ったことはなかったのですが、シンプルな赤膚焼きを見つけて、ちょっと使ってみたくなりました。
もちろん、リサイクルショップでのこと。赤膚焼きと銘打っているものを、リサイクルショップで見たことがなかったので、ラッキーでした。
白い肌でも、薄い作りでもない、かなり素朴な感じ。
このお皿みたいに、花菱型に、レリーフをいれていなければ、正直、うーんと思う地味さです。
でも、このお皿の形は好き。
重いですが、立ち上がりがあるので、持ちやすいお皿です。
私は、侘び寂びの世界は、あまり好まないので、陶器を買うことは、ほとんどなかったけれど、最近は、磁器ばかりではなく、陶器のよさも、ちょっとだけわかってきました。
この日、お皿に盛ったのは、京都の「松風」という、昔ながらの和菓子。
30年前は、大きな形のままで、箱に入っていましたが、今は、一口サイズにカットされた状態でした。
時代は移りゆくんだなあと、思いながら、赤膚焼きの器で、美味しいティータイムでした。
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