「おままごとSTYLE」60歳からの暮らし読本

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定年後の練習をしてみた


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私は、まもなく一次定年を迎えます。福祉職は、大変な人手不足なので、多分嘱託という形で、職場にそのまま残れると思います。


でも、気持ちの上では、ここ数年をかけて、色々整理をしてきました。


配置してもらえなかった職場のこと、希望していた役職まで上がることが出来なかったこと、不名誉な異動があったこと、降ろされてしまった役割・・・。


多分勤めていたなら、誰でも経験していること。


不本意なことがあったけれど、最終的には、まあまあのゴールを迎えるでしょう。


そんな意味では、私は定年後の精神的練習をしてきたのだけれど、それでは、行動的な練習はどうなのか。


つまり、完全定年後の、生活の練習が必要かどうか、ということです。


 アガパンサスの蕾が開き始めた瞬間



私は日々の時間のほとんどを、仕事に使っています。なので、近所に友人はほとんどいないし、地縁もまったくなし。


男性サラリーマンと、全く同じ立場です。


仕事を辞めた次の日から、出かけるところはなくなります。


そこで、最近休みの日に、一人で近所を散歩したり、カフェを見つけて入ってみたりと、ちょっと練習。定年の、というより、孤独に慣れる練習かもしれません。


うーん、やってみて、性に合わない。


障害者施設というのは、いつも人がいて、わちゃわちゃと、誰かが絶えず、しゃべって過ごしている場所。


どちらかというと、一匹狼タイプだった私も、気がついたら、その雰囲気に染まって、完全な一人は苦手になってしまいました。


今から一人を練習するよりも、体力の続くところまで働いて、人と過ごす方がいい気がする。そうありたいな。


当分、定年後の生活の練習はやめておきます。しばらくは、他の人の経験談を、勉強させてもらうだけにしておこう。


実際60歳になったら、また気が変わるかもしれないけれど。


結局のところ、定年後のことを、今はまだ考えたくない、ということです。先延ばしで行きます。